<第6課/Bài 6>自己紹介

第1課~5課では、ベトナム語の基本をご紹介させていただきました。ここからは、実際に会話で使える基本フレーズを紹介していきます。 まずは、会話の際には欠かせないベトナム語での自己紹介を学んでいきます。 「私は~です」 構文:     解説:「là」という動詞は、日本語で言うと「は」、英語でいうと”be動詞”と同じ意味で、主語と名詞がイコール関係であることを表します。主語の性別

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<第5課/Bài 5>人称代名詞

前課にてベトナム語の構文は、基本的にシンプルで、時制や主語の単数複数や性別による動詞又は形容詞の変格活用はないとご紹介しました。しかしながら、注意点としてベトナム語を話す際には、主語を省略してはいけません。そのために、会話する際にも、主語として必ず人称代名詞を入れて話す必要があります。 今回は、ベトナム語の人称代名詞について詳しくご紹介していきます。 人称代名詞とは 人称代名詞は、話し手(一人称)

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<第4課/Bài 4>基本構文(主語、述語、目的語)

前課では単語の構成を学びました。今回はその続きで、ベトナム語の基本構文(主語、述語、目的語の使い方)を勉強していきます。 基本の構文 ベトナム語は、他の言語と違い、時制や主語の単数複数や性別による動詞の変格活用はありません(動詞は変化しない)。以下の基本構文の通りに、単語を組み合わせると、簡単な文章を作ることができます。 例文:  ① Tôi(私)học(勉強する)tiếng Việt (ベトナム

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<第3課/Bài 3>単語の構成

ここではベトナム語の単語の構成と発音方法について学んでいきます。 単語の構成 ベトナム語は基本的に1音節で1語です。音節とは、ひとまとまりの音として発音される単位のことで、下の図のような構造になっています。 図. 音節の構造 ※ベトナム語を書く際には、声調を基本的に母音の上に書きますので、上の図を頑張って覚えましょう! 一番要素の少ない語は母音1つの語で、他に以下のようなパータンがあります。 ô

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<第2課/Bài 2>声調

前課にてご紹介させて頂いたベトナム語に存在する29つの母音や子音以外に、”声調”がベトナム語の特徴となります。今回はベトナム語の声調について学んでいきます。 声調とは? 声調は簡単にいうと、音の高低の変化です。ベトナム語の声調は6種類あり、声調の多い言語であります。声調の多いことによって、日本語のように声調がない言語を使う方々にとってベトナム語勉強には困難になると言われます

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<第1課/Bài 1>文字と発音

ベトナム語勉強これからをはじめましょう!でも、その前にベトナム語とは・・・? ご存じの方もいるかと思いますが、ベトナムは西暦前217年から980年までの間、中国による植民地化が繰り返し行われた影響により、ベトナム語には中国由来の言葉が多くあります。そのため、ベトナム語には純ベトナム語(từ thuần việt)や中国由来の漢越語 (từ Hán Việt) が存在しています。 漢越語の発音は、基

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